2006年12月09日

 Dec 06 Newsletter: アクティビティ便り アクティビティ担当 山崎

 高崎さんからまた三十路云々の言葉が。よほどショックなのかはたまた嬉しくてたまらないのかその真意はあまり突っ込まないでおきましょう。ちなみに年齢のことをやたらと気にするのは日本人特有といいますが。。。

 さてさて、日韓同期アクティビティ実施に向けた、怒涛の1ヶ月が終わりました。一段落したところで振り返ってみるといろいろ反省点も多くありますが、こども達もボランティアスタッフの方々も大いに楽しんでくださったようでひとまずはほっとしています。

 日本のこども達が今回のイベントで感じた相手国への想いやつながりについては、アンケート結果にも如実に表れてきました。事前の「わからない」や「キムチ」「やきにく」「ヨン様」といったごくごく一般的なイメージによる回答は、事後には「私の名前を呼んでくれたのでうれしかった。韓国の人たちがやさしかった」「みんな楽しい人だったので、もっと一緒にいろんな遊びをしたい」「日本人に似ている。いい人がたくさんいた」などの豊かな言葉になって返ってきています。

 ただひとりだけ、最後のアンケートを「書きたくない」と拒否した子がいました。同期の時の様子を思い出してみるに、自分の答えをずばり当ててもらえなかったことにとても不満そうな顔をしていました。その子が目指す職業は日本では一般的なのですが、どうやら韓国にはあまりないものだそうなのです。当然文化の違いはあるのでそうしたことも起こります。進行が遅れていたため、誤解を解く時間を作ってあげられなかったことはオペレーション上の最大の反省点ですが、短いコミュニケーション時間にもかかわらず「韓国の人たちがやさしかった」と、相手のひととなりを感じ取れたようなコメントをしてくれた子もいたので、得るものも大きかったのだと信じることができました。不満を抱えたまま帰ることになってしまった子も、韓国で日本を好きになれなかったという子も、一日楽しかったことをあとで思い出してご機嫌を直してくれていたら嬉しいですね。

 晩秋は過ぎ、今年は暖冬のようですが確実の冬の訪れが感じられるようになりましたね。この1年を振り返ると、パンゲアにとっても自分自身にとっても大きな変化の年でした。来年はどんな年になるでしょう?いまからわくわくしています。
 ちょっと早いですが、メリークリスマス。そしてみなさまよいお年を。。。。

山崎 麻里子

投稿者 kumakinoko | 3. ニュースレター