2006年12月23日

 2006年最後のアクティビティ by yumi

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今日は京都で今年最後のアクティビティでした。京都では今年8月にアクティビティを開始し、今日で9回目。 学校は関係なく京都や大阪、いろんな所から集まる小3~中3の参加者は、回を重ねるにつれて仲良くなりました。子供たちはすでに前日終業式でした。近隣の学校から新たに4人の参加者がありました。帰りには大きな笑顔で帰って行きました。

今日は「たからもの、な~んだ」という新メニューをしたら、こどもたちのたからものは、自分で作った勾玉のようなものとか、萩のおばあちゃんのとこにいったときガラス工芸の人が作っていたイルカ、生まれたときにもらって15年大事にしている白いテディベアなど、それぞれに想いがつまったものでした。クイズ形式なので恥ずかしがり屋の子もヒントをひとつひとつあげていき、みんなはりきって答えていた。はなぷうが作った素敵な緑の宝物ケースから最後はパーッと登場のたからものたち。おもしろかったー。

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ちなみに私はおばあちゃんの形見のトルコ石の入ったきっと70年ぐらいまえのネックレスを持っていった。
20061223_IMG_1527.jpg ヒント1はおばあちゃんの絵に上にわっかがのってるもの。
ヒント2は宝石の鉱石みたいなもの(へたすぎてわかりにくかった。)
ヒント3は首でした。
横で書いていた絵がへたなオザキ(小4男子)がそれをみて、「わかった!」なに?って聞くと、「墓!」「がくっ」墓が入るわけないだろう!と怒鳴ってしまいました。。くっそー

ストロベリーチーズケーキを昨日作って持って行きました。みんなおいしいっていってくれた。見学者にも私があげてしまったためはなぷう、とし、と私の分がなくなった。残念。。。

来年のアクティビティーは、1月12日杉並、13日三重からスタートします。

投稿者 yumi | 1. アクティビティー報告 | 固定リンク

 2006年最後のアクティビティ by toshi

23日の朝、新幹線で東京から京都へ移動、そのまま京都のアクティビティへ。 アサイチの新幹線で、とにかく寝過ごすと取り返しがつかない!ということがスゴく気がかりだったのですが、結局車内で寝てしまってました。。。そんな中、東京から京都に着くまでの間、2回も!「博多駅まで乗り過ごすごして真っ青な自分」の夢を見て目が覚めてました。。。無事に到着して何より。。。

20061223_IMG_1468.jpg この週末は、23日の京都アクティビティと、22日の荻窪アクティビティの2日連続で参加できる幸運で、大きなXmasプレゼントとなりました。23日のアクティビティをもって、2006年のパンゲアアクティビティは全部終了。とにもかくにも事故が無かったこと、現場の子供達が増えて、年齢・性別をこえてお互い仲良くなっ てきている様子が見られること、海外を開始当初よりも身近に意識してメッセージを送ってることとかが、嬉しいです。ボク自身も、東京、京都、ウィーン、ナイロビ、ソウル、もう何回参加したのか、もう数え切れない感じ。。。

ちなみに、ボクの2007年の抱負は、ITの多様な進化に伴う時間管理かな。
2006年の反省点として、ITによる情報とネット上を流れるメディアの種類が爆発的に増えてきたことでそれらをうまく使いこなすための時間管理が、自制心も含めてちゃんとできてなかったかな、と思ったりしてます。

ま、こういうとカッコよく聞こえるかもしれないけど、結局は、例えばIT関係のニュース記事を一度読み出すと、そのページに記載されている関連ページを見始めてしまい、最初はそういうテキストベース記事を読むだけなんだけど、だんだん、それに関するPodcastを聞いたり、ニュース動画を見てたり、とメディアが多様になってきて、あと、最近は本当に内容的にも面白いものが多くなってきてるので、気が付いたら数時間経ってたとか、そういうのがたまにあるので、気をつけたい、というか、うまく付き合う方法を身につけたいです。

投稿者 toshi | 1. アクティビティー報告 | 固定リンク

 宝物な~んだ?

「宝物な~んだ?」というのは、こどもたちがそれぞれ自分の宝物を箱にかくして、3つのヒントを絵で描いてみんなに当ててもらうという遊びです。

20061223_IMG_1524.jpg 写真の彼は3つのヒントとして、
1.クモ
2.クモに噛まれる
3.クモの巣スーツ
を描きました。みんな2つ目のヒントでピンと来てスパイダーマンと当てたので、彼は嬉しそうにポージングを付けて箱に入れていたスパイダーマンのフィギュアをみんなに見せていました。

みんなの宝物はだいたい3つのヒントで当てることができました。 20061223_IMG_1533.jpg ほかにも、産まれたときにもらったぬいぐるみ、目の前で作ってもらった小さなイルカのガラス細工、 自分で作った勾玉など、 みんなそれぞれの思い出とともに自分の宝物を紹介してくれました。

こどもたちはアクティビティ後のコメントとして、みんなに自分の宝物を見せることができて嬉しかったとなどと書いていました。パンゲアスタッフのはなぷぅも、ほぼ誰にも見せていなかったでっかいくまきのこ(=me!)を披露できて、満足していたようです。

投稿者 kumakinoko | 1. アクティビティー報告 | 固定リンク

2006年12月15日

 日韓同期アクティビティーアンケート結果

20061215_mizy_1125_01.jpg 11月25日に、東京とソウルをウェブカメラでつないで行った日韓同期アクティビティには、日本は渋谷区、杉並区などに在住の子供たち、韓国はソウル市カンナム地区にある韓国ユネスコMizy Center周辺の子供たちが参加してくれました。交流アクティビティをする前と後に、それぞれのこどもに相手国もしくは人に対しての印象とコメントを聞きました。

韓国の子どもたちの中で、事前には日本もしくは日本人が「好き~どちらかといえば好き」と答えたのはたったのは14人中2人だけで、「嫌い~どちらかといえば嫌い」と答えた子が6人でした。対する日本は20人中、回答しなかった1人を除いては「普通~好き」と答えていました。

20061215_mizy_1125_02.jpg また事前のコメントを見ると、韓国は「日本人は物は良く作るけど、日本帝国強制占領期時代にしたことはとても悪い」、「独島が竹島だと言う人は嫌いだけど、わが島(韓国の島)だという人は嫌いではない」、「日本にはかわいいキャラクタが多くて好きだけど、過去に日本がわが国(韓国)を侵略したことを考えると日本人が嫌いになる」、「日本人たちが韓国を侵害しなかったらよかった」と日本の産業や文化を評価しながらも、歴史的・政治的には批判的なコメントが多かったのに対し、日本の子のアクティビティ前の韓国の印象は「わからない」、「キムチ」、「焼肉」、「ヨン様」と一般的、商業的なコメントが多数を占めました。

事後アンケートを見ると、韓国では14人中1人を除いては「普通~好き」に変化しており、コメントには、「好き」、「日本の友達も私達と一緒だということを感じた」、「もう一度会いたい」、「日本人は優しいと思った(政府の人は除いて)」、「面白い。今日のゲームをしてみたら楽しかった」などとありました。 一方、日本の事後のコメントにも、「楽しかった」、「日本人にすこしにてる」、「私の名前を読んでくれたので、好きになりました。韓国の人たちがやさしかった」、「みんな楽しい人だったので、もっといっしょにいろんな遊びをしたい」、「もっと話したかった」など、一般的なイメージから、自分に身近なコメントへと変化がみられました。

パンゲアは、とにかくまず一緒に遊んでみよう!その中でいろいろ見えてくるものがあるはず。という精神でユニバーサル・プレイグラウンドを作っていますが、人と人とのつながりはたった数時間ではできません。 20061215_LL.jpg 20061215_m.jpg この日の活動の前に子どもたちは自分たちを紹介するパンゲアネット上の「家」を手書きで描いてパンゲアネットにアップロードし、お互いに見せあっていました。そしてウェブカメラで2つのサイトがつながる前には、相手の国の挨拶を練習しました。活動の後には、絵文字メールでまたコメントを送りあい、そこからやりとりが始まります。

Pangaeaの理事長 yumiからのメッセージ
「パンゲアがじっくり育んでいるのは、場を共有する他のメンバーへうまく自分を伝えることの楽しさ、難しさを知る中、相手に立場に立って物事を見るというスキルです。ネットというツールを利用し、会ったことのない相手とのつながりが言語の壁、文化の壁を越えて形成できれば、今世界に足りない想像力を子供たちは身につけてくれると信じています。」

投稿者 kumakinoko | 1. アクティビティー報告 , 7. 研究開発 | 固定リンク

2006年12月09日

 Dec 06 Newsletter: パンゲア理事長 森

 今日(11月26日)、韓国ソウルより帰国。日韓同期アクティビティは無事終了してほっとひと息ついたところですが、まだ興奮冷めやらぬ感じ。東京側は現場になれたファシリテーター達とスポットで活躍してくれた人がうまく交じり合い、ソウルからでもその熱気が前日夜まで伝わってきていました。

 ソウルはいきなり寒くなり、ミジセンターのスタッフや通訳ボランティアの人が次々と風邪をひいてしてしまい、実はこれまでの中で一番びびったアクティビティでした。けれどもアクティビティは大盛況のうちに終わり、何よりも大きな成果がありました。今回、ソウルでの事前のアンケートでは日本に対して「嫌い」もしくは「あまり好きではない」と答えた子供が全体の3分の1以上いたのです。

 しかし、終了後に同じアンケートをとったところ、ひとりを除いて、みんな日本の国の子を好きになってくれていました。変わらず「あまり好きでない」と答えたひとりは、クイズのヒントが良く見えなくて釈然としなかったらしいです。“なりたい自分”では双方の子ども達が将来の夢を当てっこしましたが、ドンピシャの正解が多くありました。「セイカーイ!」という大きな声で日本語で嬉しそうに答えるソウルの子供達。互いに名前を呼ばれた時のはにかむ様な微笑みはきっと参加したみんなの心を暖かくしてくれたに違いありません。


 今回ファシリテーターとして参加してくれたミン君はあと2週間したら兵役につきます。大学2年から2年間の休学を取るのです。パンゲアにはここ1年参加してくれていて、10年後にパンゲアが世界に広まって兵役などなくなればいいなと慰労会で心情をぽつりと話してくれました。ミン君には元気でまたパンゲアに戻ってきてほしい。ただそれだけを強く願います。

 オペレーション上の課題もさまざま見えてきましたが、今回の経験を生かし、3月にはソウルと三重県の津市をつなぎます。一歩一歩前に進む。それが肝心!!

  森 由美子

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 Dec 06 Newsletter: 技術便り パンゲア副理事長 高崎

 いよいよ寒くなってきましたね。もう今年もあと1ヶ月を残すばかりです。 11月最大のイベントはなんといっても日韓同期アクティビティ。私が韓国側で技術リーダーを担当しましたが、アンケート結果にもみられたように、言葉が通じない、ましてや互いに会ったこともないこども達同士が、今回のように遊びを共有することで互いに“つながり”を感じ、相手の国に住む人や国についてポジティブに感じられたというのが何よりも嬉しかった。

 このような体験をした彼らが担う将来の世界がどうなっていくかを見守っていきたい、と今年秋から三十路道をゆく私はしみじみと感じていました。

 話しはかわって、今回は研究開発関連で嬉しいニュースが2つあります!

 1つ目は、独立行政法人:情報処理推進機構(IPA)が実施する未踏ソウェア創造事業に2回目の採択をされたことです。04年の前回は京都大学の石田亨教授がプロジェクトマネージャーでしたが、今回は米国カーネギーメロン大学のデイヴィッド・ファーバー教授の指導で研究を進めます。ファーバー教授は「インターネットの祖父」と呼ばれている方で、インターネットというものの創造に貢献したとして世界から認められている研究者の1人。採択されたテーマは、webカメラを使った言葉の壁を超える感情移入コミュニケーションプラットフォームのソフトウェア開発です。このニュースレターでも随時進捗を報告していきたいと思っています。

 2つ目は、11月30日に開かれた「情報社会のデザイン シンポジウム2006」というイベントで「特別賞」をいただいたことです。今回私は「共生プログラミングが情報社会を救う」というパネルディスカッションにパネリストとして参加していました。このイベントは、情報処理学会・電子情報通信学会・人工知能学会などが合同で開いた新しい試みで、東京汐留の松下電工本社ビルで実施されました。パネルディスカッションでは、公立学校や市民コミュニティ、そしてパンゲアのようなNPOによる新しいソフトウェア開発手法について討論が行われ、会場も学生さんから業界の大御所の方まで入り混じり熱いコメントが沢山寄せられ、大盛況のうちに幕を閉じました。 こうした嬉しいニュースをご報告できるのも、いろいろな形でのコミットメントやアドバイスを皆さまから頂戴してきた賜物だと思っております。本当にありがとうございます。

 さて、1月からの三重大学でのパンゲアアクティビティ実施に向け、12月からスタッフ講習会などが始まります。また、日韓イベントが一区切りついたことを受け、研究開発活動も加速させていきたいと思います。師走になり、寒さが更に厳しくそして1年の締めくくりとして忙しさが加速度を増していくと思いますが、皆さまくれぐれもご自愛くださいませ。

高崎俊之

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 Dec 06 Newsletter: アクティビティ便り アクティビティ担当 山崎

 高崎さんからまた三十路云々の言葉が。よほどショックなのかはたまた嬉しくてたまらないのかその真意はあまり突っ込まないでおきましょう。ちなみに年齢のことをやたらと気にするのは日本人特有といいますが。。。

 さてさて、日韓同期アクティビティ実施に向けた、怒涛の1ヶ月が終わりました。一段落したところで振り返ってみるといろいろ反省点も多くありますが、こども達もボランティアスタッフの方々も大いに楽しんでくださったようでひとまずはほっとしています。

 日本のこども達が今回のイベントで感じた相手国への想いやつながりについては、アンケート結果にも如実に表れてきました。事前の「わからない」や「キムチ」「やきにく」「ヨン様」といったごくごく一般的なイメージによる回答は、事後には「私の名前を呼んでくれたのでうれしかった。韓国の人たちがやさしかった」「みんな楽しい人だったので、もっと一緒にいろんな遊びをしたい」「日本人に似ている。いい人がたくさんいた」などの豊かな言葉になって返ってきています。

 ただひとりだけ、最後のアンケートを「書きたくない」と拒否した子がいました。同期の時の様子を思い出してみるに、自分の答えをずばり当ててもらえなかったことにとても不満そうな顔をしていました。その子が目指す職業は日本では一般的なのですが、どうやら韓国にはあまりないものだそうなのです。当然文化の違いはあるのでそうしたことも起こります。進行が遅れていたため、誤解を解く時間を作ってあげられなかったことはオペレーション上の最大の反省点ですが、短いコミュニケーション時間にもかかわらず「韓国の人たちがやさしかった」と、相手のひととなりを感じ取れたようなコメントをしてくれた子もいたので、得るものも大きかったのだと信じることができました。不満を抱えたまま帰ることになってしまった子も、韓国で日本を好きになれなかったという子も、一日楽しかったことをあとで思い出してご機嫌を直してくれていたら嬉しいですね。

 晩秋は過ぎ、今年は暖冬のようですが確実の冬の訪れが感じられるようになりましたね。この1年を振り返ると、パンゲアにとっても自分自身にとっても大きな変化の年でした。来年はどんな年になるでしょう?いまからわくわくしています。
 ちょっと早いですが、メリークリスマス。そしてみなさまよいお年を。。。。

山崎 麻里子

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 Dec 06 Newsletter: パンゲアリング チョ・ヒリョンさん

 今月は、パンゲアの研究パートナーとして絵文字検索システムの研究を進めており、また先日の日韓同期アクティビティでも大活躍いただいたボランティアの方のお一人です。

 はじめまして、韓国ソウルから参りましたチョ・ヒリョンと申します。
京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻博士課程に在籍中の留学生です。去年の三月に指導教授を通してパンゲアを知りました。現在、パンゲアと一緒に絵文字検索の研究に取り組んでいます。子供たちが喜んで使ってくれる絵文字検索システムを目指して頑張りたいと思います。

 世界の人々の思いがウェブ(インターネット)に公開されるようになった今、互いを知ることの大切さを改めて痛感します。

 私は韓国と日本の様々なウェブサイトをよく見ますが、
両国の人々の書き込みを読み比べるうちにあることに気づきました。
それは、日本人の友達を持ったり日本を訪ねたことのある韓国人は
むやみに日本人の悪口を言わない、
同様に、韓国人の友達を持ったり韓国を訪ねたことのある日本人は
むやみに韓国人の悪口を言わないということです。
だからパンゲアの「つながり作り」を支持します。応援します。

チョ・ヒリョン

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 Dec 06 Newsletter: 06年11月の活動概況

11月1日、29日 三重県・国際教育推進プラン打ち合わせ

来年度からのパンゲア拠点立ち上げの準備が着々と進んでいます。

11月10日 荻北アクティビティ(杉並区荻窪北児童館)

荻北ではラジオの音作りに挑戦。キーボードを使い、自分だけの音楽づくりに夢中になりました。

11月11日 COCON烏丸アクティビティ

みんなで村の家をデザインしました。村の家のトップページでは村の名前(からすま!)も聞くことができるようになりました。

11月18日 渋谷区立上原中学校で同期アクティビティ・リハーサルを実施

同期アクティビティ1週間前。東京・京都のボランティアスタッフが上原中に集い、当日の打ち合わせや通しのリハーサルを行いました。

11月25日 日韓同期アクティビティ実施

いよいよイベント当日。東京側は19人、ソウル側は16名のこどもたちがそれぞれの会場に集い、webカメラを通じて「おとびこ」「なりたい自分クイズ」を楽しみ、ピクトンメールの交換をしました。

11月30日 未踏ソフトウェア創造事業に採択決定!

今回が2回目の採択となり、高崎俊之が今回は米カーネギーメロン大学・デイヴィッド・ファーバー教授の指導で研究開発を進めます。
  http://www.ipa.go.jp/jinzai/esp/2006mito2/koubokekka.html

11月30日、12月1日  情報社会のデザインシンポジウム参加・特別賞受賞

高崎俊之が「共生プログラミングが情報社会を救う」というパネルディスカッションに参加し、他2名のパネリストとともに「特別賞」をいただきました。
  http://www.ai.soc.i.kyoto-u.ac.jp/infosociety2006/syusai.html

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2006年12月01日

 情報社会のデザインシンポジウム

東京汐留の松下電工本社ビルにて情報社会のデザイン シンポジウム2006(情報処理学会・電子情報通信学会・人工知能学会の合同イベント)が開催され、共生プログラミングが情報社会を救うと題したパネルディスカッションにパネリストとして参加し、他のパネリストと共に「特別賞」を受賞しました。

このパネルでは、とにかく正直に、同期アクティビティ用のシステム作りや、絵文字コミュニケーターの開発や、コータロー君がヘッドとして創ってくれた非同期用のパンゲアネットなどの実例を交えて、パンゲアでのシステム開発の現状をパネリストとしてお話した感じ。ただ、それらが、今のいわゆる国内の業務システム開発に比べて、従事者のモチベーションの面とか開発手法の面とかでユニークで、また他のパネリストの方々も同じようにユニークにやっているのでオーディエンスの方々にとって、非常に興味深い、というか、物珍しい?話だったようです。

いつもの如く、楽観的な発言ばかりしていたのもあって、会場からも面白くパネルディスカッションに参加して頂けたのだと思います。そして何よりも、モデレーターの石田先生とディスカッサントの鰺坂先生が要所要所で展開の舵取りをうまくしてくださったので、議論が発散せずに楽しいパネルディスカッションになりました。パネル後の懇親会でも引き続き会場の方々から嬉しい感想や御意見をいろいろと頂けて、ボクもいろいろと勉強させて頂きました。

投稿者 toshi | 7. 研究開発 | 固定リンク