2007年01月27日

 異文化コラボワークショップはすごかった。

1月25日に京都大学でThe First International Workshop on Intercultural Collaboration (IWIC)が開催されました。異文化コラボレーションをテーマに約40カ国より100人の多彩な分野の研究者・実践者が集う初めての試みでした。私も招待講演を依頼され、

他の招待講演者は第一線の世界レベルの研究者の中、NPOというActivistとしてパンゲアの試みを約40分間お話させて頂きました。機械翻訳の分野と社会・心理・教育の分野とはずいぶん距離があるなぁと感じていたこと。それらを超えて分野の連携のある中、NPOやNGOが求めている技術革新の中のコミュニケーションが実現できるのではないかといったことも、生意気ながら言いました。そして聞いてくださった方々より、今後の協力についていくつものお話を頂くことができました。

研究分野とNPOの間もこれまでは距離がありましたが、研究が実際に生かされる場というのは実はそこに存在しています。パンゲアと通して見えてきた「つながり」のためのフォーミュラは、冷静に分析し、現象を理解していくサイエンスと「つながり」という中々見えない、計測しにくいものを起こしていこうとするパンゲアが共にコラボするところから新しい道が開けるのかもしれませんね。

投稿者 yumi | 7. 研究開発