2007年04月11日

 Apr 07 Newsletter: パンゲアリング パンゲア理事 真田幸光さん


今月は、パンゲア理事でもあり、いつも的確なアドバイスを下さる真田幸光さんからのメッセージです。


 皆さん、パンゲア理事を致しております真田です。
私は、これまで、日本の、そしてドイツの銀行員として国際金融の仕事をし、また、現在も韓国や台湾、中国、モンゴル、ベトナムの政府機関の仕事をしたり、日系企業の国際化戦略をお手伝いなどをしています。

 こうした仕事の中で、常に感じることは、国際的な、
「スタンダード」「ルール」
が誰のどのような意図によって作られているのか、それがまた世界経済や各国の経済に対してどのような影響力を及ぼしているのかということであります。

ビジネスの側面から例えばこのスタンダードを見てみると、
 *意思疎通、そして信頼関係を構築するための基礎である「言葉の国際スタンダード」
 *ビジネスの損益を示す基礎となる「通貨の国際スタンダード」
 *ビジネスを根底から支える「法律の国際スタンダード」
 *企業や組織の成績評価基準となる「会計基準の国際スタンダード」
 *ものづくりの基準となる「環境基準や製造基準の国際スタンダード」
がどのようになっているのかであり、またこうしたスタンダードの背後には、必ずと言ってよいほど、様々なパワーゲームが見え隠れしています。

こうした中、「皆さんの、そして私たちのパンゲアは私心や損得に関係なく、国際社会をより崇高で理念に満ち溢れた社会に導いていくための、国際社会に於けるコミュニケーション・スタンダードとして大いに注目されるもの。」であり、多くの方々の参画を得て、国際社会に浸透されていくべきものであると私は考えています。人が「ひと」であることをしっかりと実感できる理想の社会を構築していくためのコミュニケーション・スタンダードとして、パンゲアが世界にきちんと認知されていくよう、私も皆さんたちと力を合わせて頑張りたいと思います。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

パンゲア理事 真田 幸光
愛知淑徳大学ビジネス学部 教授

投稿者 kumakinoko | 3. ニュースレター , 4. パンゲアリング