2007年04月11日

 Apr 07 Newsletter: 理事長便り パンゲア理事長 森

 1月から新拠点としてスタートしたばかりの三重県津市で3月10日、ソウルとの同期アクティビティが開催されました。

 これまで同期イベントでは自分は裏方でディレクションに徹していましたが、今回は自分が総合司会進行するという役目になり大焦り。。。


 でも務めを果たすことができました。もちろんそこには毎回韓国との同期でアシストしてくれた京大のヒリョンさん の存在があり、また技術においても京都のボランティアの助けがあってうまくいったのです。津市も外人ボランティア3名と三重大学の学生さんたち、そしてITベンチャー会社の社員の方がこれまで参加してきてくださったおかげで非常に雰囲気の良い楽しい拠点になっています。テレビ局や新聞社の記者、そして教育長などもお見えでしたが、私はとにかく現場に集中させてもらうことができて、参加者も見学者の存在がまったく気にならずにのびのびと交流を楽しむことができました。

 3月は助成金などの報告書提出が重なります。そして来期の計画などが現実的に見える時期。これまで文部科学省が中心で推進してきた【こどもの居場所づくり】の予算の枠組みが大幅に変更され、年間250日以上の実施が条件となります。月1回の活動がベースの我々にとっては実現困難なため、東京の活動の形を変えざるを得ない状況になります。しかし、なんとか活動の場所を5月からは維持し運営していく所存です。このメールを受け取って下さっている方で、活動支援のためパンゲアの会員になっていただける方がいらっしゃいましたら是非この機会にお願いいたします。リニューアルされたパンゲアのHPに案内が載っています。

 4月はソウルとケニアに出張。ケニアへ行く途中、ドバイへ立ち寄ります。いよいよイスラム圏においてパンゲア拠点の設立を模索する時期が来ました。イギリスでもこの夏より本格拠点開始するための資金集めの準備が今春スタートします。そろそろ固いつぼみが膨らんできました。スタッフ一同気合を入れてがんばります。

 最後に、3月の同期では東京ファシボランティアのあんどぅが三重にも参加してくれました。そしてパンゲア活動初期からボランティアをしてくれているりえっぺは研究者として同期のソウルへ。3月に中学を卒業したつばさとりっちゃんは、5月からファシボランティアになってくれます。人と人の輪が広がってきています。HPを作ってくれてる枝ちゃん曰く、「パンゲアって実際に会えないこども達がどうやって心の中で手をつなげるかに挑戦してるんだね。」と言いました。
心の中で手をつなぐ。素敵な言葉です。

森 由美子

投稿者 kumakinoko | 3. ニュースレター