今日は京都でアクティビティがありました。前回台風が接近し、残念ながら中止となり、2ヶ月ぶりの開催。夏休み最後の土曜ということもあり、宿題に追われて来れないかもと心配していましたが、みんな真っ黒に日焼けした元気な姿を見せてくれました！
今回からパンゲアネットの中に、「作品集」という機能が加わりました。これは今まで作った作品をアルバム形式で保存できるもので、部屋に行き来できるようなったお友達の作品をいつでも見ることができるものです。みんなこの表紙を一生懸命デザインしていました。この作品集で

こども達がさらに個人的なつながりを感じられるきっかけになればと思います。作品集は京都の技術ボランティアであるかどっぺのサポートで実装できました。かどっぺ、いつもありがとうございます！！
京都のトランプ作りもみんなの意見・作品を取り入れほぼ完成。次回、サンプルを披露するのが楽しみです。

また、京都アクティビティのスタートから参加してくれていたLちゃんが、9月から単身で海外留学することになりました。この4月から高校生になりスタッフ寄りで元気に参加してくれていたので、少し寂しくなりますが、1年後にまた元気な姿で参加してくれること楽しみに待っています！出発の記念に写真撮影。1年前に比べるとみんな成長してるなーとしみじみ。感慨深いです。

なお、京都のアクティビティではこども参加者の募集をしております。小学3年生から中学3年生で活動に興味のある方は、ぜひ事務局・花田までご連絡ください。ご見学を随時受け付けております。
お問い合わせ先：

これは、 東芝グループ従業員が継続的に活動を行っているNPO等の団体が、 社会貢献のために実施する活動に対し支援する東芝社内の プログラムです。 技術ボランティアとしてご参加いただいているYasさんのサポートのおかげで、 パンゲアのアクティビティに支援いただけることになりました。
ちなみにYasさんは、パンゲアの設立当初からサポートいただいております。
いつも本当にありがとうございます！

前回のユネスコ本部訪問から話が進み、ユネスコケニアが展開中のコミュニティマルチメディアセンターのひとつ、Kisumuというケニアのほぼ西の端、ビクトリア湖のそばを訪問します。現場を見て、来年頭ぐらいから活動が始められるといいなと思っています。ナイロビでもアクティビティに参加。そのあと、ロンドンへ。前回時間が合わず、会えなかった方々、またこの間あって非常に興味ありとまた会う方々いろいろです。イギリスにはNPO活動などを支援する財団が多くあるようで、支援金額も日本に比べると一桁違っているということもわかりました。ロンドン市そしてケントとそれぞれの場所で活動されている方からパンゲア実施に手を上げていただいており、これらにファンドをつけることも共同で進めていくことになります。そのあとウィーンへ。ウィーンでは11月に控えた3拠点同期Webcamアクティビティの打ち合わせ。そしてアムスへ。この土地がヨーロッパ事務局を開設するには適しているのではといわれている場所です。ここでもやはり財団の方にお会いします。そしてそれらが終わった後、パリでユネスコ本部を再度訪問しケニア視察の報告。

そしてそれから久しぶりのアメリカボストンへ。メディアラボにはもう2年以上御無沙汰でしたが、みんなにプロジェクトがこんな風にできたと見せにいきます。不思議なものでボストンに行こうと決めたあと、まだ誰にも言ってなかったのにラボの教授とラボでビジネスDirectorをしていた人から元気～？というメールが。。そして行くことを伝えました。みんなに報告できる機会をラボで作ってくれるようです。早く一緒に何かしよう！というあの軽い楽しいノリ。早速来年にあるプロジェクトの完成記念のPartyをモナコのアルバート王子主催でやるからパンゲアのネットワーク作りにも役立つからおいでよとかいう話をされたりして、相変わらずおもろいことしてるなぁと思い出しました。 これで終わりではなく、そのあとソウルで新規参加者も交え、アクティビティに参加して帰国は24日。ん。。。。長い。きっと1/3は交通機関の中で過ごしているのではないだろうか。

　みなさん、こんにちは。

　理事長便りをローマからアムス経由でロンドンにむかう飛行機の中で書きは じめました。飛行機満席。３人席のど真ん中で両隣は私よりかなり体のでかい 人！！狭い。。でも飛行機がエアコン効いててこんなに気持ちよく感じるほど イタリアは暑かった。エアコンが暑さのあまりつぶれていたり、この暑さは異 常。ハンガリーでは５０度近い気温でたくさんの方がなくなっているとニュー スで言ってました。温暖化ってもう、これかなりやばいんじゃないだろうか。 ドバイとかはまあ普通に５０度近いし、それになれているのもあるが、これま でそんなに暑くなかったところがいきなり暑いと人もどうしていいかわからな くなる。気も短くなる、忘れ物もひどくなる。

　パリとロ－マそれぞれになかなか価値のある訪問だった。アフリカ関連のプ ロジェクトがいろいろ動き始めている。我々も８月に再びケニア入り。ナイロ ビから７時間だかのユネスコのコミュニティマルチメディアセンターへ向かう。 そこでパンゲアが通用するか。そして昨日は南アフリカ１０拠点、パレスチナ での展開の話をされた。ヨーロッパとアフリカ。時差もなく活動できるので、 Webcamのアクティビティにもいい。いよいよ真価が問われるときがきました。


　さて、今ロンドンのホテル。今朝は８時にホテルをでて列車で２時間かけて プレゼンをしに行きます。本日から連日分刻みで移動―プレゼンの繰り返し。 でもそれだけ多くの人がパンゲアに興味を持って話を聞いてくださるというこ となので感激すべき事態。昨日は京都と東京からそれぞれロンドンに留学、ワ ークホリディでこちらに在住のパンゲアンふたりと会いました。物価が高くか なり質素な食生活なようで、３人で昼に中華料理を！

　今月のパンゲアリングは、イギリスでパンゲアのアドバイザーをして下さっ ているグレッグ・チャイルズさんです。彼は元ＢＢＣで、ＣＢＢＣを立ち上げた人です。これまで子供の番組作りにずっと関わってこられました。今、英国でパンゲアを展開しようと積極的に動いて下さっています。

８月はケニアです。
では！

森 由美子

今月は、イギリスでパンゲアのアドバイザーをして下さっているグレッグ・チャイルズさんからのメッセージです。


Pangaea in the UK　―夢を現実に－。

　私にとってずっと忘れることの出来ないパンゲアの第一印象、それは私が東 京で過ごしていた平和で穏やかな夕べを、パンゲア理事長の森由美子さんと大 変落ち着いた静かなレストランでご一緒しながら、何度も彼女の企画や目標に 対して熱心に語り合った時のものです。森さんから９．１１同時多発テロの悲 しい経験を経ていかにパンゲアのコンセプトが生まれたかという説明を伺いな がら首筋がワクワク興奮するような感覚に襲われたことを覚えています。

　そして４年、パンゲアにとっても、私自身にとっても多忙な数年が過ぎ、い よいよイギリスにもこの国際的なプロジェクトの拠点を立ち上げる時期なので はないかと考えました。イギリスにはパンゲアのことを知る人は多くはありま せん。パンゲア活動開始当初から係わり合いをもち、そしてその成功を心より 祈っている少数の人間がいる、という状態です。
　その後の数ヶ月間、様々な団体や施設と連絡を取り合い、また京都とロンド ン郊外のイーリング（私の自宅兼事務所）との間で膨大な量の情報交換をする 日々が続き、私は幸運にも少しずつパンゲアのイギリス拠点としてアクティビ ティを開催したり、また資金調達するために後押ししてくれそうな関連団体と つながりを築くことができました。

　幸運と申しましたがパンゲア・イギリス拠点に必要なのは幸運ではなく、そ れは森さんの情熱と、パンゲア活動へ集中されるパワーなのだと思います。そ してその彼女は７月末に我々（少々引っ込み思案なイギリス人！）をもいよい よパンゲアの仲間に引き込むべくやってこられます。森さんがイギリスにいら っしゃった際にお引き合わせするいくつかの重要な団体とは打ち合わせの予定 も決まっておりますし、皆すでにパンゲア活動に関わることに対して大変前向 きな姿勢を見せております。

　近い将来、イギリスでもパンゲア活動を通してさらに多くの世界の子供たち を結びつける新たな拠点が育っていくことを確信しております。

欧州パンゲアアドバイザー
グレッグ・チャイルズ

時事通信出版局の月刊誌『教員養成セミナー 2007年9月号』の巻頭グラビア「明日を創るひと」に パンゲア理事長・森由美子のインタビューが掲載されました。 4ページに渡り、代々木でのアクティビティの写真などを織り交ぜながら、 パンゲア構想のきっかけから今に至るまでの想いを熱く語っています。

この二日間で３箇所のMuseumとIT/子供というキーワードで活動をしている会社や団体との打ち合わせをこなしています。ユネスコのパリ本部でも活発にパンゲアについての話が回っており、時折送られてくるメールからはモザンビーク、セネガル、ケニア、マリのIT責任者へもメールが届いています。みんな一様に興味を示してくださっており、ケニアを皮切りにMizyセンター（ソウル）に続き、本格的なユネスコとのコラボレーションが始まりそうです。 また、皆さんからのコメントで、よくここまで３年ちょっとで来ましたねと驚かれているのですが、これは開発に当たり日本の現場で手伝ってくれてきたファシの皆様、技術ボランティアの皆様、そして事務局、技術的にひっぱってきた高崎のがんばりが評価されているということで、私としてもうれしい！ ビデオを見せたり、プレゼンをすると「ほんと、よく考えられたコンテンツだ！」といわれたり、言語の壁を越えてICTを利用するということに正面からチャレンジしていることがやはりInnovativeだとのコメントです。

昨日は某大手ホテルのラウンジで打ち合わせを２件したのですが、そこで打ち合わせ最中、一緒に打ち合わせしていた人のPC（新品マック）が盗難に会いました。もうびっくり。PCをなくしたことがある私はそれがどれだけ痛いかをわかっているので、呆然とするその人にとにかくいろんな情報が入っているのでパスワード（カードなど）全部変更したほうがいいということをアドバイス。警察に盗難レポート、ホテルのマネージャに防犯カメラをみてもらったりと大変な打ち合わせになりました。。どうやらスーツ姿でそのようなことをする輩が出没し、類似の盗難がそこで頻発していることもわかりました。 泥棒は許せん！ 自分のPCとパスポートの入ったかばんを握り締めながら怒りに震えた夕方でした。