Oct 07 Newsletter: 理事長便り パンゲア理事長 森
みなさん、こんにちは。
丸一ヶ月の長期出張から戻ってきました。西回りの世界一周のため、時差ぼ けはあまり無いかと思っていたのですが、韓国前のボストン滞在のアメリカ時 間帯のまま既に一週間が経っています。
ケニアの後、ヨーロッパ各地を回りました。ロンドン大学・ウィーンの児童 館での打ち合わせのあと、オランダへ。 この国でV2、メディアギルド、 Waag Society というこの国のメディアカルチャーの核になる団体の創立者達に会う ことができたのは、メディアラボヨーロッパの代表だったサイモンのおかげで す。彼は現在、アムステルダム大学の教授をしており、毎週自宅のあるイギリ スのバースから飛行機で通っているのです。びっくりしたのはこれらの組織全 てが非常に特徴のある面白いオフィスを構えていることです。倉庫を改造した 中にある超近代的なオフィス。波止場の古いレンガのビルの中を改造したオフ ィス。そして極めつけはWaagの、アムス中心部のお城のような建物の中にある オフィス。クリエイティブな作業をする人達にふさわしいオフィスです。歴史 的に価値のある建物をこういう新しい分野の人達に提供する環境がここにはあ ります。なかなか日本じゃお見かけしない。そういえば、
丸一ヶ月の長期出張から戻ってきました。西回りの世界一周のため、時差ぼ けはあまり無いかと思っていたのですが、韓国前のボストン滞在のアメリカ時 間帯のまま既に一週間が経っています。
ケニアの後、ヨーロッパ各地を回りました。ロンドン大学・ウィーンの児童 館での打ち合わせのあと、オランダへ。 この国でV2、メディアギルド、 Waag Society というこの国のメディアカルチャーの核になる団体の創立者達に会う ことができたのは、メディアラボヨーロッパの代表だったサイモンのおかげで す。彼は現在、アムステルダム大学の教授をしており、毎週自宅のあるイギリ スのバースから飛行機で通っているのです。びっくりしたのはこれらの組織全 てが非常に特徴のある面白いオフィスを構えていることです。倉庫を改造した 中にある超近代的なオフィス。波止場の古いレンガのビルの中を改造したオフ ィス。そして極めつけはWaagの、アムス中心部のお城のような建物の中にある オフィス。クリエイティブな作業をする人達にふさわしいオフィスです。歴史 的に価値のある建物をこういう新しい分野の人達に提供する環境がここにはあ ります。なかなか日本じゃお見かけしない。そういえば、
メディアラボヨーロッ
パも、ダブリンのギネスビールの古い建物を改造した、すごくしゃれたオフィ
スでした。
パリではユネスコ本部にケニアでのことを報告。そして次への展開へつなが ってきましたが、これはまた皆様に来年の1月か2月にはお知らせすることがで きるかと思います。 ユネスコ訪問の後、3年ぶりのメディアラボ訪問のため一 路アメリカへ。しかし、ドゴール空港でチケットカウンターの手前で空港係員 に航空券とパスポートを見せるように言われ、そうしたところ、パスポートに たくさんのケニアのビザ、そして航空券は日本→ドバイ→ケニア→ロンドン→ ウィーン→アムスそしてパリ→ニュージャージ となっており、「何しにケニ アへ行ったんだ?」「なんでドバイに行ったんだ?」「アメリカは何しに行く んだ?」「どうやってこのチケット代金払ったんだ?」などなど延々45分も質 疑され、他の乗客は全てチェックインが終わっているのに我々は足止めを食っ た。「アメリカへは以前いたメディアラボに久しぶりに行くんだ」というと、 「招待状はないのか?」と。。。もう犯罪者扱いで、こっちもだんだん腹がた ってきて、「ええ加減にせえ!」と憤慨。私を制止していた高崎も、いちいち 我々の言うことを2メートル向こうにいる上司に伝えてまた戻ってきて質問す る職員に、 思わず「これはOJTでもやってんのか!」と最後は切れ気味のコメ ントでした。最近の飛行機の旅は本当にうざいことが多い。サンダルで足みえ ているのに靴脱がないといけないし、探知機が鳴ってもいないのにすごい念入 りなボディチェックで体触られまくるのにも不愉快を感じる。昨今の状況とい うのはわかるんだが、これってどこまでエスカレートしていくのだろう。 なんだか馬鹿馬鹿しくなりました。
その後アメリカには土曜日の午後到着したので、Cape Codに住む友人の家ま でNewarkからレンタカーで行った。 距離を読み間違え3時間ぐらいかと思った ら5時間かかってしまった。メディアラボでは久しぶりの友人たちとの再会。 ミッチのスクラッチ、ウォルターのOLPC、トッドのOpera of Future、 それぞ れみんなピンですごいことしている。 でも3人共によくここまでパンゲアでき たね。おめでとう!と言ってもらい、えへん!(いい気になってたりして。)
というわけで、今は無事京都の開発センターにいます。
これから11月の3拠点Webcamイベントの準備に入ります!
今月のパンゲアリングは、パンゲアの韓国拠点でもあるソウル市の青少年国 際交流センター、ミジーセンターでプログラムスペシャリストをなさっている、 キャシー・ソンさんです。彼女はまた、ソウルでのパンゲアアクティビティで ファシリテーターリーダーを務めて下さっています。
では!
森 由美子
パリではユネスコ本部にケニアでのことを報告。そして次への展開へつなが ってきましたが、これはまた皆様に来年の1月か2月にはお知らせすることがで きるかと思います。 ユネスコ訪問の後、3年ぶりのメディアラボ訪問のため一 路アメリカへ。しかし、ドゴール空港でチケットカウンターの手前で空港係員 に航空券とパスポートを見せるように言われ、そうしたところ、パスポートに たくさんのケニアのビザ、そして航空券は日本→ドバイ→ケニア→ロンドン→ ウィーン→アムスそしてパリ→ニュージャージ となっており、「何しにケニ アへ行ったんだ?」「なんでドバイに行ったんだ?」「アメリカは何しに行く んだ?」「どうやってこのチケット代金払ったんだ?」などなど延々45分も質 疑され、他の乗客は全てチェックインが終わっているのに我々は足止めを食っ た。「アメリカへは以前いたメディアラボに久しぶりに行くんだ」というと、 「招待状はないのか?」と。。。もう犯罪者扱いで、こっちもだんだん腹がた ってきて、「ええ加減にせえ!」と憤慨。私を制止していた高崎も、いちいち 我々の言うことを2メートル向こうにいる上司に伝えてまた戻ってきて質問す る職員に、 思わず「これはOJTでもやってんのか!」と最後は切れ気味のコメ ントでした。最近の飛行機の旅は本当にうざいことが多い。サンダルで足みえ ているのに靴脱がないといけないし、探知機が鳴ってもいないのにすごい念入 りなボディチェックで体触られまくるのにも不愉快を感じる。昨今の状況とい うのはわかるんだが、これってどこまでエスカレートしていくのだろう。 なんだか馬鹿馬鹿しくなりました。
その後アメリカには土曜日の午後到着したので、Cape Codに住む友人の家ま でNewarkからレンタカーで行った。 距離を読み間違え3時間ぐらいかと思った ら5時間かかってしまった。メディアラボでは久しぶりの友人たちとの再会。 ミッチのスクラッチ、ウォルターのOLPC、トッドのOpera of Future、 それぞ れみんなピンですごいことしている。 でも3人共によくここまでパンゲアでき たね。おめでとう!と言ってもらい、えへん!(いい気になってたりして。)
というわけで、今は無事京都の開発センターにいます。
これから11月の3拠点Webcamイベントの準備に入ります!
今月のパンゲアリングは、パンゲアの韓国拠点でもあるソウル市の青少年国 際交流センター、ミジーセンターでプログラムスペシャリストをなさっている、 キャシー・ソンさんです。彼女はまた、ソウルでのパンゲアアクティビティで ファシリテーターリーダーを務めて下さっています。
では!
森 由美子
投稿者 kumakinoko | 3. ニュースレター