2008年01月18日

 Jan 08 Newsletter: パンゲアリング 山本恵子さん

今月は、NHK名古屋放送局で記者をされている山本恵子さんからのメッセージです。



 NHKで記者をしています、山本恵子です。1995年にNHKに入局し、東京・ 社会部で文部科学省などを担当し、去年8月より名古屋放送局勤務。現在、出 産のため、去年12月から産休中(1月28日が出産予定日!)です。

 わたしとパンゲアの出会いは、2003年夏。女性起業家の友人、尾崎友俐 ちゃんからの一通のメールがきっかけでした。「飛行機ですごい人と隣同士に なった。 MITの研究員をしてる日本人の女性で、世界中の子供たちをインター ネットでつなげようというすごいことをしようとしている。意気投合し二人で 機内にあった、梅酒を全部飲み干した」と・・・(^^)  それを読んで、「会いたい!」と紹介してもらい会ったのが、理事長の森由 美子さんでした。9.11をきっかけに、「世界最高の技術を、戦争ではなく 平和のために使う」、アメリカではなく「日本が拠点だからできることがある」 など、アクティビティはもちろん、理念も素晴らしいと思いました。

 記者として「これは、世に紹介しなくては」と、パンゲアをテレビで紹介す るとともに、自分が主催する女性ジャーナリストの勉強会「薔薇棘」にも講師 として来ていただき、その後お付き合いが続いています。

 世界には、紛争、貧困、温暖化など問題が山積していますが、解決のために は「自分がもしその立場だったら」という想像力や共感力が不可欠で、そのた めには「人と人がつながること」が鍵だと思っています。パンゲアは、『地球 がもし100人の村だったら』、というより、『地球がもし1つの学校、教室 だったら』を実現していると思います。パンゲアでつながった子どもたちは、 世界で起こることはニュースで見る「他人事」ではなく、友だちの身に起きる こととして受け止め、自分にできることはないかと行動する「地球市民」とし て育っていくのではないかと感じます。メディアにいる一員として、これから パンゲアの活動を報道という形で記録しながら、応援していきたいと思ってい ます。

NHK
名古屋放送局 報道部
  記者 山本恵子

投稿者 kumakinoko | 3. ニュースレター , 4. パンゲアリング