2008年11月22日

 全日本教育工学研究協議会に参加しました。

本日、三重県津市で行われた「第34回 全日本教育工学研究協議会全国大会」に参加しました。
文部科学省の国際教育推進プランの一環として三重大学で実施しているパンゲアアクティビティをポスター発表で紹介しました。

学校、教育関係者の方が多数お越しになり、パンゲアの活動や津市、三重大学、協力小中学校、地元企業、NPOとの連携について興味を持っていただきました。


投稿者 kumakinoko | 8. 一般 | 固定リンク

2008年11月21日

 タイ サワディー カー

thai_200811.jpg 日曜日から金曜までタイへ出張でした。ALROという日本でいうところの農協が農村で子供達とともにCyber Brainというプロジェクトを始めており、ALROとコラボされているTTCと共に現地視察をし、子どもたちにもインタビュなどしてきました。短時間に様々な農村を訪問し、米やゴム農園、やしのみ農園などへ行きました。ALROの偉い人達が一緒に回ってくださり、どこへいってもすごい歓迎で、最近日本ではめっきりみなくなったもてなしの心がありました。言葉はほとんどの方とは通じなかったのですが、指差しタイ語を持っていったのですぐに「おいしい」「からいがおいしい」「おなかいっぱい」(たべることばっかりじゃないか!)は覚えて使いまくってました。おみやげの食べ物を金色の大きな台座付きのお皿で手渡され、台座ごと受け取ったらどうも上だけとるらしく、なぜかふたりで台座を引っ張り合いになり、村民大爆笑。。。食を共にして、郷土の料理をおいしそうに平らげる客人に農民の方々もすっかり親近感を覚えてくれて、最終日にはなぜか盆踊りのような踊りまで披露。そんな中、パンゲアをタイでも始めることになりました!わーい。子供達がとってもシャイでほのぼのしたタイです。きっと三重の米栽培している子供達とまた共通な話もあるかと思います。というわけで来年は忙しくなりそうです。                                                                     

投稿者 yumi | 8. 一般 | 固定リンク

 お絵かきコンテスト投票結果発表!

パンゲアで初めてのお絵かきコンテストのテーマは、「こんな場所に行きたい」。
みんな思い思いに自分が行きたい場所を想像して作品を仕上げてくれました。
10月から一般の方からも投票を受け付け、ようやくその集計結果ができました。

それでは、エントリーいただいた作品の中から皆様の投票より選ばれた作品を発表いたします!

http://www.pangaean.org/kiacon/index.html

contest_07-thumb.jpg 最も投票が多く最優秀賞に輝いたのは、三重の
「みやけん君」の作品でした!
「僕が小さくなって、机の上にいる所」というコメントのとおり、自分が小さくなれば今いる世界も全てが冒険になりますね。 作品の左隅に目を凝らすと、小さくなったみやけん君を見ることが出来ます。皆様もぜひ一度ご覧になってください。

優秀賞は、京都の「しゅんた君」、韓国の「Chae hyun Kangちゃん」の2人です。
しゅんた君は、小児病棟からのエントリーでした。

また、UBS特別賞として「なな子ちゃん」の作品が選出されました。
この特別賞は、本事業を助成いただいているUBS証券株式会社のご担当者様にお選びいただきました。特別賞の賞品として色鉛筆などもご提供いただきました。

受賞した4名には、受賞の記念としてお絵かきグッズを贈呈いたします。
本コンテストには、たくさんの方からご応募、ご投票をいただきました。本当にありがとうございました。

パンゲアでは今後も、小児病棟に入院するこども達がパンゲア活動に参加できるプログラムを構築してまいります。
今後ともご支援・ご声援をお願いいたします。

なお、本コンテストは、UBS証券会社特定非営利活動法人ソーシャル・イノベーション・ジャパン(SIJ)によるUBS「Kids in the Arts(キッズ・イン・アート)」助成プログラムとして実施いたしました。



投稿者 kumakinoko | 8. 一般 | 固定リンク

2008年11月15日

 ファシリテーションの大切さとこども達の成長

Mizy_animation.jpg 今日は、東京でアクティビティがありました。

以前からパンゲアカレンダーを作成していますが、なかなか作品が増えませんでした。
準備時間に、ファシリテーターのYamamariさんから「カレンダーのサンプルを実物大で用意したらどう?」とアドバイスをもらいました。これまでに描いた作品もその実物大カレンダーにレイアウトしておきました。
そうすると、アクティビティ開始時から、普段すぐパソコンに向かう子までが一緒になり、絵を描いてくれました。(右の写真は彼が撮影)
Yamamariさんからアドバイスをもらってから15分ほどの準備で、がらっと雰囲気が変わりすごく良い一体感が生まれました。
今日のアクティビティでは、こども達の接し方だけではなく、その環境を整えるファシリテーションの大切さを改めて勉強することができました。

また、創作活動が



終わって作品発表でのこと。

小学3年の男の子が、アニメ作りを思うようにできなかったので、みんなに見て欲しくなくて、すぐに画面を消してしまいました。すると中学2年の男の子が肩に手をやり、「よくがんばってたよ。」と小さな声でコメントをしてくれていました。
実際にいつもより落ち着いて一生懸命に作品を作ってくれていました。小さなことかもしれませんが、彼にとっては1日の活動の締めくくりで嬉しい言葉だったと思います。
中学2年の男の子は、パンゲア5年目のベテランです。自分がこれまでパンゲアに参加して経験したことを踏まえ、自然とそんな暖かい言葉を言ってくれました。彼の成長を感じることができ、とても嬉しかったです。

こども達の発想力のすばらしさや成長を身近で感じられることは、とても幸福で面白いことです。

はなぷう こと パンゲア事務局長 花田武和

投稿者 kumakinoko | 1. アクティビティー報告 | 固定リンク

2008年11月08日

 Nov 08 Newsletter: 理事長便り パンゲア理事長 森

みなさん、こんにちは。

  9月の終わりに韓国へ出張した際、到着して3日後いきなり冷え込み、久し ぶりの風邪をひいてしまいました。やっとそれが治り、ほっとしています。 韓国のアクティビティはMizyCenterの二人(Sophiaさん、Allyさん)とボラン ティアのがんばりで素晴らしいアクティビティとなっています。9月と10月 は、現在プロジェクト助成をしてくださっているUBSさんが三重・韓国・東京に 2回、それぞれの拠点の近くの支社から見学にお越しになられました。そして 目の前でこども達が作り出すすごいアニメ作品を見ていただくこともできまし た。また素晴らしい女性がパンゲア韓国展開のキーパーソンとして、現在いろ いろ動いてくださっており、早く皆様にいいニュースをお届けできるようがん ばります。

 10月は東京のアクティビティに参加しました。先月お知らせした中学進学 でパンゲアから約1年半遠ざかっていた男の子がまた参加してくれていました。 1年半の間にすっかり成長し、素晴らしい作品を作り出しています。また高校 生となりパンゲアを卒業したギアラは、ここのところずっとファシリテーター として参加してくれています。アクティビティ終了後のスタッフ会議でも彼女 なりの視点からしっかり発言してくれています。Mizyにも3人の高校生ファシ が生まれています。それを見ているとコミュニティの中でしっかりと自分の存 在があり、参加者にもうまく接している彼らは、自信がつき、優秀なファシリ テーターに育っています。国際交流もまずそれぞれが生きている場所で他人の ことを理解したいとか自分を伝えたいと思うところから始まるのだとつくづく 感じる秋の夜長。来月は、


いきなりタイ出張となりました。また報告します。

 そして、このニュースレターを読んで頂いているあなたへお願いです。 これまで積極的にパンゲアの会員募集のお願いをあまりしてこなかった私です が、もしまだ会員になってくださっていないのなら是非この機会にお願いしま す。ケニアでパンゲアの新しい拠点の受け入れ準備ができているのですが、自 由になる予算が全くありません。でも一日も早くケニアのこども達がまた活動 できるようにしたいのです。会員になっていただき、総会にも参加して頂くこ とで遠くから願っているだけでなく、あなた自身にパンゲアの参加者に一緒に なってもらいたいのです。どうぞよろしくお願いします。
(正会員の方はパンゲア総会に参加することが出来ます。詳しくはこちらをご覧ください。)

森 由美子

投稿者 kumakinoko | 3. ニュースレター | 固定リンク

 Nov 08 Newsletter: パンゲアリング 山田 裕子さん

今月は、東京のボランティア・バンビこと山田裕子さん です。彼女は3年前からアクティビティにファシリテーターとして参加し、 1年間のカナダ留学から帰国し、また東京の現場でサポートいただいています。



 こんにちは。東京でファシリテーターボランティアをしております、バンビ こと山田裕子です。活動に携わり始めて、かれこれ3年になります。

 中学生のときに広島を訪れ、被爆した語り部さんのお話を聞いて以来、平和 構築のために何をするべきか、何が出来るのか、と私自身の中で問いかけてき ました。そして『恐怖の体験を継承してよりよい世界を目指す』ではなく、 『平和が大切だからこそ戦争をするという選択肢をなくす』というアプローチ なら、たとえ戦争の経験がない世代であっても、ずっと後世へとつながってい く、と考えるようになりました。実際にそれを形にしていくには、将来を担う こどもと何らかの活動が必要なのでは・・・と感じていた私にとって、パンゲ アと出会えたことは、本当に素敵な偶然でした。

 大学で国際関係を勉強している中でしばしば実感するのは、(よく言われる ことですが)国際関係は人によって動かされる『人間関係』そのものである、 ということです。ひとりひとりの人間と向き合う―そのときに誰もが固定観念 にとらわれず、偏見を持たずにお互い接することができたら・・・小さな積み 重ねかもしれませんが、ひいては社会が確実に良い方向へ変わっていくのでは ないでしょうか。

 これからも、パンゲアを通してこどもが様々な壁を越え、色眼鏡をかけるこ となくひとりひとりとして向き合えるようになってほしい、そんな気持ちで、 活動を少しでも支える力になりたい、と思っています。

筑波大学
山田裕子

投稿者 kumakinoko | 3. ニュースレター , 4. パンゲアリング | 固定リンク

2008年11月01日

 お絵かきコンテスト投票を締め切りました

先日お知らせいたしました「お絵かきコンテスト」 ですが10月末日で投票を締め切りました。
皆様からたくさんの投票をいただきました。本当にありがとうございました。

投票結果は、現在集計中です。
優秀賞、特別賞等は、11月20日にここで発表をいたします。
楽しみにお待ちください。

なお、本コンテストは、UBS証券会社特定非営利活動法人ソーシャル・イノベーション・ジャパン(SIJ)によるUBS「Kids in the Arts(キッズ・イン・アート)」助成プログラムとして実施しております。


投稿者 kumakinoko | 8. 一般 | 固定リンク