2009年02月23日

 UBS 「Kids in the Arts(キッズ・イン・アート)」プログラム 2008年活動報告会に参加しました。

本日、UBS証券会社にてUBS「Kids in the Arts(キッズ・イン・アート)」助成プログラムの2008年活動報告会&2009年キックオフミーティングが行われました。
本プログラムで助成事業を行った5団体がそれぞれの発表を行い、親交を深めました。
また、本ミーティングでは、UBSコミュニティアフェアーズ アジア・太平洋地域統括官であるDavid Bayd-Thomas氏よりファンドレイジングに関して、大変貴重なレクチャーをいただきました。

2009年の本プログラムでは、UBS証券会社特定非営利活動法人ソーシャル・イノベーション・ジャパン(SIJ)によるサポートをいただき、「退院または通院治療に切り替わったこどもが、自宅療養時に孤立感を感じる」という課題を解決するために、個別にカスタマイズしたプログラムを検討し、その有効性を調査し、提供可能なプログラムを開発します。



投稿者 kumakinoko | 7. 研究開発 | 固定リンク

2009年02月11日

 多文化のマレーシア

無事、サラワク大学での初回の活動とその後のフォローアップの会議を終え、帰国しました。それにしても写真にも載せたここの活動は多彩な文化をそれぞれが持つ子供たちとファシリテータによって実にすばらしい活動になる予感。 今回、一泊の強行スケジュールで日本より駆けつけてくださった井上さんと岩田さんはこのきっかけをつくってくださったTTCの理事長とディレクターです。インターネットでこども達がつながっていく。そこに教育が大切という話を井上さんがみんなにしてくださいました。そしてここから次にボルネオの奥地へと進むパンゲア活動は、まさにこども達がそれぞれの文化を持ち、愛しながら異文化へも興味を持ち、互いのことを思いながら活動していくというまさにこの国みたいだと感じました。 それにしてもマレーシア料理はおいしい! かなりおいしいのです。そうめんみたいな細麺にえびや蒸し鶏がおいしいスープ(たぶんココナッツも入っている)でそこにえびからつくった辛味のものをいれます。 果物もおいしいし、なんせすっごいなんでも安い。ここだとすごい食費が安いのだろうな。。(つい食べ物に話が。。)

40名近くのファシリテータボランティアができたため、コミュニティサイトに最初なのでコメントしようとしていますが、結構大変だ。日本や韓国のファシの人も是非コメントしてあげてくださいね。

投稿者 yumi | 8. 一般 | 固定リンク

2009年02月08日

 マレーシア サラワク大学でのアクティビティ開始!

MalaysiaFtrainng_20090204.jpg とても素晴らしい1日でした!
この写真を見ると今日1日の活動がどれほどうまくいったのか分かっていただけると思います。
23人のこども達が朝8時半からサラワク大学のキャンパスに集まりました。まだパンゲアが何かということを知らないので、最初は緊張しているようでした。でも始まりのサークルタイムでは、みんなとてもお行儀良く座っていました。ファシリテーター(F)や技術スタッフ(TS)も全員が初体験でしたがすごく良かったです。始めは恥ずかしそうにしていた子もタコ紹介で一生懸命にパートナーを紹介するうちに、気付くとそれも吹き飛んでいました。
こども達の通う学校の先生や大学の先生方もたくさん見学に来られていました。

ここは一つの拠点に様々な民族の人が参加するとても特別な場所です。
こども達はいろんな拠点の子と知り合いたいと思っています。


この場所をマレーシアでのファシリテーター講習の拠点として、ボルネオのジャングル深くのBarioで新たな拠点を立ちあげる予定です。
異文化の中で活動が完璧にうまくいったこと、ボランティアとして参加したFとTsが 新たな楽しみを発見できたことを嬉しく思います。6月に予定しているWebcamアクティビティでまた会うのを約束してきました。
月曜日にフォローアップミーティングをしてマレーシアを離れますが、この出張でお世話になったサラワク大学や「サラワク・ラクサ(香辛料が効いた麺料理)」がとてもおいしいこと、マレーシアの人達が本当にフレンドリーで親切なことをいつまでも忘れません。

投稿者 yumi | 1. アクティビティー報告 | 固定リンク

2009年02月06日

 Feb 09 Newsletter: 理事長便り パンゲア理事長 森

年が明けたと思ったら早2月です。
いよいよマレーシアで活動を始めるため2日から現地へ行ってきます。2月4日 にファシリテーター講習会を開催し、2月7日土曜日に初回のこども達とのアク ティビティが開催されます。ここでしっかり講習し、その後に控えているカリ マンタン(インドネシア語ではボルネオ島)の奥地にあるe-Barioプロジェクト でサラワク大学がしっかり人材育成拠点として稼動できるよう気合を入れてが んばります。



 正月明けに北海道大学病院を訪問し、小児病棟で素晴らしい遠隔プログラム を実施されている先生にお目にかかりました。どこでもそうですが、一人でも パッションを持つ人がいるとそこから色々始まります。ぜひ、何らかの形で今 後一緒にプロジェクトを組めればと思いました。

 今月の各地のアクティビティでは、完成したパンゲアカレンダーを配布しま した。これはUBS「Kids in the Arts(キッズ・イン・アート)」助成プログラムにより作成したもので、京都大学医学部付属病院の小児病棟のこども達も参 加してくれました。こども達が描いた12ヶ月のイメージ画を、パンゲアでデザ インし、CDサイズの卓上カレンダーに仕上げました。「自分の絵が使われてい る!」とみんな大喜びでした。
 本助成プログラムは、本年2009年も継続事業としてUBS証券会社様に助成を頂 けることになりました。昨年の実施で見えた「退院または通院治療に切り替わ ったこどもが、自宅療養時に孤立感を感じる」という課題を解決するために、 そのケアをする枠組みを検討していきたいと思います。こどもの病状、生活環 境は様々ですが、個別にカスタマイズしたプログラムを検討し、その有効性を 調査し、提供可能なプログラムを開発していく予定です。

 そしてもう一つGood Newsです。何とたった一組しか当たらない、いえ、選ば れない財団法人日本国際交流センターの『第5回 SEEDCap Japan(社会起業家育成支援プログラム)』の最終選考に残り、助成を頂けることになりました。海外を 含む多拠点での展開に必要不可欠なe-Trainingの開発をこの助成を元に進めて いきたいと思います。パンゲアの活動が日本に留まらないグローバルな展開を 目指している点を評価いただきました。

 というわけで、あれやこれや色々やっと始まります。皆さま、楽しみにして ください!

 今月のパンゲアリングは、三重のパンゲア拠点のファシリテーターNaomiさん です。三重県津市でALTを努める彼女の笑顔は、いつも現場を明るい雰囲気にし てくれています。

ではまたー!

森 由美子

投稿者 kumakinoko | 3. ニュースレター | 固定リンク

 Feb 09 Newsletter: パンゲアリング ナオミ・ディランさん

 今月のパンゲアリングは、三重のパンゲア拠点のファシリテーターNaomiさん です。三重県津市でALTを努める彼女の笑顔は、いつも現場を明るい雰囲気にし てくれています。



 皆さんこんにちは。ナオミ・レイチェル・ディランと申します。パンゲアに は2年前から参加させて頂いています。
 私が参加して感じたパンゲアとは、様々な国や文化背景を持つこども達が、 インターネットを通して希望や、夢やアートを分かち合い、コミュニケーショ ンをとっていくための架け橋となることを目的とした団体です。

 小学校で英語を教えるためにカナダから来日しましたが、三重県でのパンゲ ア活動に参加することは、想像力豊かで利口なこども達に沢山出会えるとても 特別な機会となっています。こども達を見ていると、共通の言語を持っていな くても、アートやアニメや絵文字・ピクトンを使ってお互いに気持ちを伝え合 うことを学んでいることが分かりますし、そんな相手からのメッセージをこど も達はとても熱心に読んでいます。

 パンゲアは重要な組織です。パンゲアがこども達にとってお互いのコミュニ ケーションをとる手段となり、他の国のこども達と「遠く離れた所に住んでい る外国人」としてではなく、「同じ希望や夢を分かち合える友達」として出会 う機会を作るからです。またパンゲアは言葉が単なる壁であり、意思と想像力 があればコミュニケーションをとることはいつでも可能であるということを教 えてくれます。

 今後、世界のもっと多くの国々がパンゲア拠点を開き、若い彼らがインター ネットを通して共有し思い描く美しい世界の未来像から私たち自身も学ぶこと ができたらどんなに素晴らしいことだろうと思います。  むしろ私達が、こども達の姿からコミュニケーションを取る大切さを教えて もらっているのかもしれませんね。

三重県津市 ALT(語学教師アシスタント)
ナオミ・ディラン

投稿者 kumakinoko | 3. ニュースレター , 4. パンゲアリング | 固定リンク

2009年02月04日

 マレーシア立ち上げ 講習会の巻

MalaysiaFtrainng_20090204.jpg 本日、UNIMASサラワク大学で活動開始のため、ファシリテータボランティア講習会を開催しました。なんとその数39名!過去最大の参加者です。そんなに来るとは思ってもいなかったため、準備していた資料が足りず冷や汗ものでした。また講習会といってもかなりインタラクティブ且つハンズオンなので人数増えると大変なのですが、なんとか対応できました。とても多様なグループで、中国系、マスリム系、ボルネオの奥地からの人などで、たこ紹介でもかなり面白かったです。どこでも大学生は論文など大変なのかストレス解消のための音楽鑑賞、ダンス、読書などを好きなことにあげている人が多いのは世界共通。

土曜日にはいよいよ子供の活動をこれら受講者と始めます。人数多いので月2グループできそうです。子供の募集も25名があっという間にうまってしまっています。半年後のWebcamが楽しみです。土曜にはこんな機会を作ってくださったTTCの井上さんと岩田さんが一泊だけですが見学にも着てくださいます。よーし、がんばるぞー。

なお、マレーシアでさらなる活動の展開のために、e-Trainingシステムの開発を行っています。本開発は、財団法人日本国際交流センターの『第5回 SEEDCap Japan(社会起業家育成支援プログラム)』の支援を受けて進めていきます。

投稿者 yumi | 8. 一般 | 固定リンク