2010年04月05日

 Apr 10 Newsletter: パンゲアリング 本間 大二郎さん

今月は、株式会社オネスト代表取締役の本間大二郎さんです。パンゲアの活動で世界の人々が繋がっていくことのすばらしさをご自身の貴重な幼少期の体験を交えながら書いていただきました。
株式会社オネストはパンゲアの団体正会員です。




 みなさん、こんにちは。

はじめてお便りをする本間大二郎です。現在、私はコンピュータテクノロジ ーを医療・農業・エンターンターテインメントなどの分野に提供している株式会社オネストで仕事をしています。

「パンゲア」の存在は高崎副理事長により知る事となりました。まずは「パ ンゲア」という団体名がとても印象的なものでした。森理事長、高崎副理事 長、お二人の思いが「パンゲア」という名前にすべて込められている良い名 前であると本当に感心致しました。さらには団体のコンセプト、活動内容に とても感銘を受けました。そして、その感銘とは、私の体験に繋がる事によ り引き起こったものなのです。

私は3歳から9歳に至る幼少期の6年間をブラジル・アメリカで過ごしまし た。みなさん、ご存じの通り、ブラジル・アメリカはヨーロッパ移民を中心 とする多民族により形成されている国です。そこに暮らす人々はそれぞれが 異なる文化・習慣を持つ人達の集まりなのです。私は私達一家が唯一の「日 本人」家族という環境の中で育ちました。 (当時、移民以外の日本人は一般的に海外渡航が困難な時代でした。)

幼少期の私は、どこかで日本人としての自分を意識しつつも、自分のまわり にいる人々を「外人」と意識する事が無く育ちました。その感覚は私の中に いまだ褪せること無く生き続けています。大人になった私は外国の人に対し 国家・人種などの違いを全く意識する事無く自然に接する事が出来る大人と なりました。今は幼少期にそのような環境へ連れて行ってくれた両親に心か ら感謝しています。

「パンゲア」が目指すものとは、パンゲアの提供するプログラムを通じて、 多くの子ども達に私の幼少期体験と同じような感覚を味わってもらい、みな さんが世界の人達とごく自然に繋がっていく人材となる事なのだと思ってい ます。世界平和とはそのような人々が世界に増え、そのような人達がリード する世界になってこそはじめて実現して行くものと考えています。
「パンゲア」のこれからの活動に期待します。

株式会社オネスト
代表取締役
本間 大二郎

投稿者 kumakinoko | 3. ニュースレター , 4. パンゲアリング