2010年04月05日

 Apr 10 Newsletter: 理事長便り パンゲア理事長 森

みなさん、こんにちは!

3月は京都で、一連のファシリテータートレーニングセッションが行われ、 京都の様々な大学から22名の新しいファシリテーターが誕生しました。 それから、京都パンゲア本部でインターンをしたいと、はるばるグアムから 面接にやってきた女性が仲間入りします。彼女は4月から、パンゲアでイン ターンをしながら日本語を学ぶ予定です。彼女はパンゲアのことをすごいや る気なので、そんな人がチームに加わるのは良いことだなと思っています。

4月の中旬には、パンゲア新拠点、ソウルのMapo Youth Culture Center (マポユースカルチャーセンター)で活動が始まります。トシと私は


その開 会式典へ行き、活動を開始してきます。これはひとえに、ソウルのミジセン ターでずっとパンゲアの活動を支えてくれている、Sophia(ソフィア)のおか げです。彼女はパンゲアを深く理解し、新拠点が増えるよう韓国で独自に動 いてくれていました。

3月12日には、言語グリッドプロジェクトから派生した「Language Grid Toolbox」についての記者会見が京都のCOCON烏丸で行われました。パンゲア も「Toolbox」を使った活動やファシリテータートレーニングについて紹介 しました。テレビ局が2局と新聞社がたくさん取材に来ていた盛況な記者会 見でした。言語グリッドプロジェクトは本当に驚くべきものです。現在、独 立行政法人 情報通信研究機構(NICT)にて、京都大学が運営している研究 開発の4年目を終えようとしています。今までの活動の蓄積の実績がそろそ ろ公開され、私達もパンゲアの活動にこのシステムを活かせる大きな可能性 を見出しています。彼らもまた、間違いなく「ピースエンジニアリング」の 一例だと思います。

メディア繋がりで紹介すると、2月にマレーシアのUNIMASと三重大学で行っ たWebcamアクティビティはマレーシアの新聞「BorneoPost」の日曜版に掲載 され、日本でもNHKで放送されました。

[↓詳しい掲載情報はこちら↓]
http://www.pangaean.org/blog/japanese/archives/5_/index.html

「BorneoPost」ではパンゲアのことを『Giving Peace a Chance=平和を我 等に(ジョン・レノンの曲の日本語訳)」という見出しで表現していました。
この言葉、広がっています。

さて、今月のパンゲアリングは、株式会社オネスト代表取締役の本間大二郎 さんです。パンゲアの活動で世界の人々が繋がっていくことのすばらしさを ご自身の貴重な幼少期の体験を交えながら書いていただきました。
株式会社オネストはパンゲアの団体正会員です。

森 由美子

投稿者 kumakinoko | 3. ニュースレター