2010年06月07日

 2010年6月 Newsletter: パンゲアリング ノラジラ・アジズさん

今月のパンゲアリングは、マレーシアサラワク大学のノラジラ・アジズ教授です。サラ ワク大学のアクティビティに参加くださり研究者の立場で子ども達と接して くださっています。


 “Kapah tiko Pangaeans!” これはケラビット語で「元気ですか?」とい う意味です。ケラビット語は、マレーシアサラワク州バリオ高地のケラビッ ト人の話す言葉です。私はノラジラ・アジズ(Norazila Abd Aziz)といいま す。マレーシアサワラク大学(UNIMAS)の農村情報センター(COERI)の教育 チームのメンバーです。COERIの教育チームは、サラワクでのパンゲアのアク ティビティを運営するというこの素晴らしい機会を頂きました。このチーム の他のメンバーは、フィトリさん(Fitri Suraya Mohamad)[パンゲアサラワ クヘッドコーディネーター]と、サウバキアシーさん(Soubakeavathi Rethinasamy)[COERIの教育チーム代表]です。

今年、マレーシアにパンゲアファミリーが増えました。現在、UNIMASでは30 人の子ども達と34人のファシリテ-ター、また、バリオでは20人の子ども達と 20人のファシリテーターが参加しています。バリオはこのプログラムを遠隔 地で運営した初めての拠点です。世界中の様々な場所から子ども達の人生に ついて学ぶことができるという、非常に貴重な機会をバリオの子ども達に与 えられています。このことからもバリオのような遠隔地でパンゲアのアクテ ィビティを行うということはとても素晴らしい活動だといえます。

これまで私達は3つのパンゲアアクティビティを成功させました。 そのうちのひとつが、2月6日の、UNIMASと三重大学とのWebcamアクティビティ でした。その他は、バリオでの2回のアクティビティデイでした。 バリオの子ども達も6月にWebcamアクティビティを予定されていて、皆とて も楽しみにしています。バリオの子ども達の為に用意された楽しいアクティ ビティに参加する際の、子ども達の反応を見るのが今からとても楽しみです。

また、4月に、COERIの教育チームは、嬉しいことに京都のCOCON烏丸ビルの パンゲア本部を訪れました。パンゲアのファシリテーターの中でもっとも臨 機の才のあるジェニファーさん(Jennifer Wilfred)、技術スタッフの中心 メンバーのアダムさん(Adam Francis)の二人もまた同行しました。その日 の天気はあいにく少し寒かったのですが、私たちが到着するとパンゲア本部 の雰囲気はとても盛り上がりました。ゆみさん、としさん、たけさん、キン バリーさん、この訪問は記憶に残るような素晴らしい体験となりました。 本当にありがとうございました。

Doumo Arigatou Gozaimasu!(どうもありがとうございます!)

マレーシア・サラワク大学
農村情報センター リサーチフェロー
ノラジラ・アジズ

投稿者 kumakinoko | 3. ニュースレター , 4. パンゲアリング