2010年08月18日

 日韓Webcam交流イベント

日韓併合100年の今年、パンゲアが始まるきっかけともなった2001年9月11日の同時多発テロと同日の9月11日(土)に、東京と韓国・ソウル市をウェブカメラでつなぎ、日韓の子ども達が言語・文化・距離の壁を越え、お互いの顔を見、声を聞きながらリアルタイムで交流する「日韓Webcam 交流イベント」を東京オペラシティタワー4階 NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]にて開催します。

イベント専用ページ
http://www.pangaean.org/event/911webcam2010/index.html

2005年8月に初回を行い、今回で11回目となる「日韓Webcam 交流イベント」では、日韓の子ども達が、インターネットを通じて声による綱引きをする「こえつな」、色をテーマに何を連想するか絵に描き、ウェブカメラを通じて見せ合い、当てる「マッチゲーム」、答えを知らない相手国に機械翻訳によるチャットでヒントを提供しながら答えを導く連想ゲーム「なぞれん」など、パンゲアや京都大学などの開発による、日本発の技術を駆使した楽しいゲームを通じて交流し、遊びながら相互理解を深めます。

【 開催概要 】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日 時 : 平成22年9月11日(土)
場 所 : NTT インターコミュニケーション・センター[ICC]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
主催: 特定非営利活動法人パンゲア
共催: 韓国ユネスコ ミジセンター、Mapo Youth Culture Center (MYCC)
協賛: 東日本電信電話株式会社、株式会社オウケイウェイヴ
    株式会社オネスト、芸者東京エンターテインメント株式会社、
    株式会社ジャパンアートプランニングセンター
後援: 外務省、社団法人 日本ユネスコ協会連盟

現在、若干名ですが、子ども参加者を募集しています。ご参加をご希望の方は、パンゲア事務局までお問い合せわせください。

パンゲア事務局(担当・花田) 電話:075-353-4419/Eメール:

.emaki_final.jpg



投稿者 kumakinoko | 8. 一般 | 固定リンク

2010年08月06日

 2010年8月 Newsletter: 理事長便り パンゲア理事長 森

みなさん、こんにちは!

 日本では、「暑いですねぇ~」というのが、最近の挨拶代わりになってきました。ここ京都では、毎日だいたい35度以上を記録しています。私のアパートには2台のエアコンがあるのですが、3連休の前の土曜日になんと突然故障し、連休明けの火曜まで管理会社に修理を頼むことができなく、その時はとりあえず忍耐を覚悟。アパートの部屋が5階建ての一番上の角に位置していて確かにこれは夏以外の季節では良いロケーションなのですが、夏は屋根から壁から吸収される熱が部屋を攻撃!何しろこれが本当にすごい。忍耐を決め込んだものの、火曜日には頭痛がして体温が下がらなくなりました。お医者さんには、とにかくエアコンが直るまでは部屋にいないようにと言われ点滴を受けました…。結局金曜日まで大阪の母の家から通勤することに。今年は、日本だけでなく、他のいろいろな国もかなり極端に暑い夏だということを聞いています。
みなさん、お水をたくさん飲み、熱射を避け、くれぐれも健康に気を付けてくださいね。
そんなこんなで思い出したのはバリオの地。彼の地では、朝晩の気温は20度以下で、本当に過ごしやすかったです。

 ここで少し、東京拠点の今についてご報告。現在、東京のパンゲア拠点は、


「よよぱん」により運営されています。メンバーはファシリテーターリーダー(FL)としての経験がある人達で構成されていて、これにより東京拠点が自立性を持つことができています。私達は過去のアクティビティの経験を反映させながら検討、議論し、未来のアクティビティの質と効果を向上させるために邁進しています。
このグループの活動の活発さがすごい!議論すべき内容を次々に新しいスレッドとして立てコミュニケーションをしているのですが、私が時々、途中から入っても何が討論されているのかすぐに理解できる編成になっています。現状何が起こっているのか、どこに問題があるのか、パンゲア本部として何をサポートできるのか、私自身、「よよぱん」を通して、インターネットコミュニティの形成のされ方に学ぶものが非常に多いです。

 ところでこのほど、中川佳美さんという方がインターンとして加わって下さいました。彼女は大学で法学を専攻していて、大学のサークルの副会長を務めていました。現在は、主に規則の集編業務に協力頂いています。パンゲアのコアスタッフは誰も法律分野を専門にしている人がいなかったので、本当に助かっています。来年の3月までサポートをいただく予定です。

 8月は、ここのところの生活からするととても珍しいのですが、1ヶ月間ずっと日本にいることになります。腰を据えて研究開発に専念したいと思います。

 今月のパンゲアリングは、東京のボランティアのうーふぃんこと下岡賢吉さんです。京都ではFLとして活躍され、現在は「よよぱん」のメンバーとして東京のアクティビティをサポートしてくださっています。

森 由美子

投稿者 kumakinoko | 3. ニュースレター | 固定リンク

 2010年8月 Newsletter: パンゲアリング 下岡賢吉さん

今月のパンゲアリングは、東京のボランティアのうーふぃんこと下岡賢吉さんです。京都ではFLとして活躍され、現在は「よよぱん」のメンバーとして東京のアクティビティをサポートしてくださっています。



みなさん、こんにちは。

 パンゲア内では“うーふぃん”と呼ばれている下岡賢吉です。 私がパンゲアを知ったのは、ビックリするぐらいの偶然の重なりからでした。

 そのころは、仕事が休みの日に京都大学医学部附属病院の小児科でパソコンの操作を教えるボランティアをしていました。そこの代表の先生から「この団体知ってる?」って質問されたんです。ちょうど数日前、近所の小学校に行ったときに学校で気になるチラシを見つけて持って帰っていて…。
「世界の子ども達と絵文字で話そう」そう!偶然にも私はパンゲアのチラシを見つけ、その存在を知ったばかりだったのです。

 そこで先生に「面白そうですよね。知ってますよ!」と話したら、「今度、先方が小児科でイベントを考えているけど悩んでいる」というような話になっていて。病院内なので、外部の方を招くにはコンプライアンス的に課題が多いのも知っていました。「私も参加したいしやりましょう!」と掛け合って最初のイベントに参加にさせてもらいました。
その年はパンゲアにとっても持てる技術やノウハウを生かし、小児医療分野でも遊びを提供できるか研究していた年でもあり、私も興味深く京都大学医学部附属病院で行われるパンゲアに参加させていただくようになりました。
 また、通常のパンゲアにも招待していただき、気付くとファシリテーションの世界に大きく足を踏み入れ、多くのものを得たことを実感しています。

 京都で見つけた一枚のチラシが東京に引っ越してもお世話になるほどとは、夢にも思いませんでしたが、そこにはそれだけの価値を見出せていると思います。子ども達と同じように、パンゲアがある日は、わくわくしています。

ref Inc.
代表
下岡 賢吉

投稿者 kumakinoko | 4. パンゲアリング , 4. パンゲアリング | 固定リンク