2010年9月 Newsletter: パンゲアリング 大坪弘子さん
今月のパンゲアリングは、ボランティアの大坪弘子さんです。彼女は京都でファシリテーターボランティアとして参加してくれています。秋にはFLとして、さらに活動を盛り上げてくださることでしょう。
みなさん、こんにちは。
京大でファシリテーターをしています、”ちゅぼ”こと大坪弘子です。
海外旅行(特に途上国)が大好きです!よろしくお願いします。
私がパンゲアに参加するようになって、1年以上になります。
パンゲアを知ったきっかけは、カドッペさんの紹介です。子どもに関するボランティアを探していたところ、紹介していただきました。初めてパンゲアの話を聞いたとき、「ネットワークのことはよくわからないけど、素敵な活動だな!」という印象を持ったことを、覚えています。
子ども達と遊んだり、勉強を教えたりする活動は沢山あります。しかしパンゲアは、グローバルな視野で世界平和を目指し、様々なスタッフ(ファシリテーターや技術スタッフなど)で活動を行っており、何より楽しそうな、と感じました。
世界では、差別に対する運動が活発になってきていますが、それでも差別は根強く残っています。どんなに「差別は良くないことだ」と頭でわかっていても、つい先入観や偏見を意識レベルで抱いてしまいがちです。だからこそ、パンゲアの活動のように、子どものときに世界中の人達と個人的なつながりを築くことは、本当に大切なことだと思います。
私にとって、パンゲアの最大の魅力は、子ども達のキラキラしている姿です。
初めての活動に緊張と期待で、ドキドキしながら取り組む新人の子。小さい子に対して、積極的に説明したり、全体をまとめたりする年長の子。一生懸命作った作品を、「ちゅぼ、見て~」って嬉しそうに見せてくれる姿。相手の国の文化や価値観を考え、国を超えて相手を思いやる姿。海外からのレスポンスに、目を輝かせて、周りに嬉しそうに報告する姿。月に一度の活動ですが、だからこそ、子ども達がどんどん成長しているのを感じられます。
一人ひとりがまったく違う個性を持つ子ども達。
そんな、無邪気な子ども達に会うことが、毎月の楽しみです!
神戸市外国語大学 国際関係学科 3回生
大坪 弘子
投稿者 kumakinoko | 4. パンゲアリング