2013年02月05日

 パンゲアニュースレター2013年2月号

みなさんこんにちは。


先月はブロードキャストでのウェブカムの活動模様の中継をはじめとして、こちらパンゲア史に残る様々な出来事がありました。特に私共の活動が新聞で取り上げられたことは非常に光栄です。(下記リンクから新聞記事が閲覧できます!)これも皆様の支えのおかげです。

また、お知らせしたように10周年を迎えるパンゲアを一緒に盛り上げませんか!!そして一緒にこの記念すべき年を祝いましょう!
どうやって盛り上げればいいか?というと今月のニュースレターを読んで頂けるとお分かりになるかと思います。

さて、ここでみなさんにお知らせです。今月からニュースレターの発行が第一火曜日になりました。お知らせできず申し訳ございません。これからもパンゲアともどもニュースレターの方もよろしくお願いいたします。

それでは今月もよろしくお願いします。

<新聞記事へのリンク>

目次
+イイね!おねがいします!!:Clothes for Smiles
+理事長ユミさんからの出張報告inベトナム・ケニア・韓国
+2013年1月の活動報告:ケニア-日本ウェブカム



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イイね!おねがいします!!:Clothes for Smiles
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事務局でインターンをさせて頂いている、あむこと加畑究です。皆様にひとつお願いがあります。

ユニクロのClothes for Smilesというプロジェクトにパンゲアについて紹介させていただきました。現在その具体的な事業企画書を書いている段階です。皆様にお願いしたいことは、下記のURLからユニクロのホームページに行き、パンゲアについての投稿にtwitter, FaceBookのどちらかでLIKEをしてもらうことです。

Clothes for Smiles

現在、39人の方にいいね(LIKE)をしてもらっています。
皆様もぜひ「いいね!」してください!

この活動はパンゲアにとっても非常に有意義です!というのもこの企画で採用されるとユニクロさんがパンゲアの活動に協力してくださるのです。上手くいけばユニクロさんの資金援助によりパンゲアの活動はより一層活性化し、子供たちの笑顔も増えることとなるでしょう。みなさんの協力をおねがいします。
皆一丸となってパンゲアを盛り上げていきましょう!

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理事長からベトナム・ケニア・韓国の出張報告
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【ベトナム】
 一月は慌ただしい幕開けでした。私とトシは1月2日,ベトナムのホーチミンに入り,
ベトナム国立大学のQuan 教授と,第二回ベトナム・日本,YMCワークショップのための打ち合わせをしました。15人もの海外からの参加者がありました。ホーチミンから車で4時間と少し行ったところにあるビンロン省,ティエンミーでのYMCプロジェクトが実際に行われている現地視察ができることは大変喜ばしいことでした。このプロジェクトを運営している私たちにとって,参加してくれる子どもたちに会い,彼らの家を訪ね,親達にインタビューし,田んぼを視察にいったのは楽しかったけれど、私ともう一名の参加者(某教授)はつるつるの木の丸太の橋ですべり、足が泥にすっぽりはまってしまいました。ラッキーにも私はすぐに洗えるサンダルをはいていたので,近くにあった親切なご家族のおうちで足とサンダルを洗わせてもらいました。でも教授の方は,気の毒なことにスニーカーとジーンズだったので,洗うのに苦労されたようです。
 ホーチミンでのワークショップでは「持続性」と「拡張性」に焦点をおきました。メコ
ン地域の自治体に加え,ビンロン地域だけでなくその他4地域の自治体から,合わせて50人もの参加者がありました。石田教授が学術的な面から午後のセッションを,二宮教授がYMCの農業的見地についての講義を,そして森川教授が招待演説をそれぞれ行いました。
ワークショップでは,2013年これからのYMCプロジェクトの方向性について白熱した議論が交わされました。第二期YMCを運営していくにあたり,特筆すべき点,問題点は何なのか…。参加者たちは真剣かつ積極的に意見を交わしました。今回のワークショップは,参加者全員が来シーズンについての責任と課題について考える本当にいい機会になったと思います。

【ケニア】
 トシからのウェブカムについてのレポートが,ニュースレター後半にありますので,ここではケニアとユネスコケニアについてのご報告です。
 ケニアは,ここ10年の間に幾度となく訪れている国です。インフラ(社会基盤)の急
速な発展は目を見張るものがあります。ケニアを訪れるたびに,インターネットの速度が速くなっていること,携帯がどんどん普及していること,道のでこぼこや散らかったゴミの数は減り,都市を走る車がきれいになっていることに気づかされます。我々が滞在するケニア国立博物館の近くの地域にまで,新しいオフィスビルの建設が進んできています。
 ケニアではこの春,大統領選挙が行われます。5年ごとに行われるこの大統領選挙ですが,前回は大きな暴動が起こり,多くの人が命を奪われ避難を余儀なくされました。今回私が話を聞いたどのケニア人も,選挙が無事に終わる事を望んでいるが,家族の安全のために最善の注意を払っていると言っていました。パンゲアでは次のウェブカムアクティビティを,4月か5月に予定しています。ケニアの子どもたちと交流したことのある子どもたちも,また交流することを待ち望んでいる子どもたちも,みなケニアの友だちの無事を祈っています。
 ケニアには豊富な資源があり,国立公園には野生の動物がいっぱいだということは世界中のだれもが知っていることでしょう。また,美しい風景と様々な部族独特の文化遺産もあり,ケニアに来る旅行者はみな生涯忘れうる事のない特別な時間を過ごすのです。もっと治安の面が改善されれば,今後さらに海外からの旅行者が増えることでしょう。
 ケニアのユネスコを訪れ,情報通信技術長(ICT director)と,彼の補佐をしておられ
る日本人であるスタッフの方と会議をしました。前任の情報技術長とは大変親しくさせていただいていたので,新しい長のJaco氏とも,良好な関係を作っていきたいと思っています。彼は,今年ケニアであった国際民主主義記念祭の話をし,パンゲアの活動が今年になう役割について,ともに話し合いました。

【韓国】
 暑かったベトナムとケニア訪問のあと訪れたソウルでは,一気に40℃の寒暖差を経験し,寒さに震えました。しかしミジーセンター(ソウル青少 年国際交流センター) の人々に温かく迎え入れられ,すぐに調子を取り戻しました。
 ミジーセンターとNPOパンゲアは協定を結び,ミジーセンターはこれからパンゲア韓国支部としてその役割をになうことになります。ミジーセンターとは約8年もの間よきパートナーとして活動をともにし,ファシリテーター養成コースでは,150人以上の韓国パンゲアボランティアを輩出してきました。ミジーから出てくださるプロジェクトマネージャーはいつも素晴らしい方々で,私も常に密に連絡を取り合っています。トシも同じようにTLテクニカルリーダーの人と連絡を取り合っており,今回も技術関係のボランティアのトレーニングを企画実施しました。

<Link>


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2013年1月の活動報告:ケニア-日本ウェブカム
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1月12日(土)にケニアと日本の子どもたちをネットで繋ぐウェブカムアクティビティを実
施しました。
ケニアの場所は首都ナイロビ市内にある国立博物館の"NMK村"、日本は東京都渋谷区恵比寿のオウケイウェイブ社内にある定期活動拠点"OK村"です。時差が6時間あり、日本が15時スタートで、ケニアは9時スタートです。
今回は日本の参加者はスワヒリ語の挨拶、ケニアの参加者は日本語の挨拶をそれぞれ練習しました。スワヒリ語と日本語は発音方法が似ているのもあり、お互いとても流暢に挨拶していて、お互いビックリしていたのが印象的。コエツナ・カラーマッチゲーム・Q&Aコーナーをやりました。
また「青色と言えば何を連想しますか?」「緑色と言えば何を連想しますか?」など色
のテーマを与えられて皆それぞれ絵を描き、相手国にいるチームメイトと同じ絵を描いたら得点できる、というのがカラーマッチゲーム。ケニアではウェブカムで繋がる前のサークルタイムに「赤色と言えば何を連想する?」と聞くと子供たち全員が(実は大人たちも)「血」と回答しました。ただマッチゲームでは日本のチームメイトが何を描くかを予想して、ケニア側の自分の絵を描く必要があります。実際にケニアの子供たちが議論して描いた「赤」のものは、日本の事を意識して血を描いたチームはいませんでした。カラーマッチゲームに限らず、パンゲアのウェブカムアクティビティのメニューはルールややることは一見非常にシンプルですが、相手のことをじっくり考える機会を創出しています。
機械翻訳チャットを使ってお互いについて質問しあうQ&Aコーナーでは、日本では魚を生で食べることがあるという事実を知ったケニアの子どもたちは、「え~、魚を生で食べるの~!?」とビックリ仰天していたのが印象的でした。
また今年のパンゲア10周年キャンペーンの試みとして、今回初めてウェブカムアクティビティの様子をインターネット動画配信しました。東京の拠点にスマホ・ノートPC・モバイルネット回線等の中継機材を持ち込んで、日本側の目線でのウェブカムアクティビティの中継でした。日本だけでなくソウルやウィーン、アメリカなど世界各地の聴衆の方々に見て頂きました。日本では新幹線に乗りながら閲覧された方もいらっしゃったようです。改めてボーダーレスなネットの力を感じました。今回のネット中継については、東京の技術ボランティアの"おぎゃ"さんが2か月以上前から技術確認・動作テスト・ホームページ制作を入念にしてくれたおかげで実現しました。おぎゃ、ありがとう!
今回のウェブカムの様子の写真がいくつか下記から見られるようになっていますので、是非ご覧下さい!またネット中継したビデオクリップも今後アップしたいと思います。

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編集後記
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初めまして。今月号から新たにニュースレター担当となりました、野口優貴と申します。ふとしたきっかけからパンゲアと出会い、昨年から参加しました、同志社大学の二年生です。
今月自分で書いた文章は冒頭部分くらいなので、もし、先月と文体ちょっとちがうかな?と思ったあなたは素晴らしいです。
これからしばらくの間よろしくお願いします!

投稿者 kyotohq | 3. ニュースレター | 固定リンク