KISSYは、小学3年生から中学3年生までの子ども達のための寄宿型サマースクールで、デジタルを活用しながら子ども達が地球市民としての視野を育むことを目指しています。 KISSYを運営しているパンゲアは、(独)国際交流基金より2018年度「地球市民賞」を受賞しており、昨年で創立20周年を迎えました。パンゲアでは、21年前の創立時から、子ども達がグローバルサウスを含む様々な世界の子ども達と協働し、問題解決できるスキルを身に付けることが最も重要である、という理念を持っています。

KISSYは、多様性を受け入れる社会の形成と、SDGsの4.7「地球市民教育」を、デジタルを駆使して推進する先進的事例として、世界的な注目を集めています。KISSYではワークショップを通し「解決しないと地球が持続できないといわれる課題」に取り組みます。また、生成AIの急激な発展が今後さらに加速し、社会や教育の今後の在り方にも大きな変化が押し寄せるであろうと予測されています。今回のKISSYから、そのような未来へ向けて子ども達がどう生きるかを自ら考えるAIに関する取り組みも始めます。

KISSYは、これまでに7回実施されており、様々な国から児童が参加してきました。Covidや世界情勢等を鑑み、今回は国内からの参加者のみの募集になりますが、海外拠点でも同じ内容で我々のワークショップを開催し、最終日にはオンラインでその成果を共有し発表します。子ども達は、言語や文化の違いを乗り越え、共通の目標に向かって協力し、相互理解を深めます。これは、パンゲアが見据える、次世代がグローバルな社会で活躍し、より平和な世界を構築するための重要なステップです。