KISSY2025

KISSYの目指すもの

KISSY（Kansai Intercultural Summer School for Youth 2025）は、10歳から16歳までの子ども達のための寄宿型サマースクールで、デジタルを活用しながら子ども達が地球市民としての視野を育むことを目指しています。 KISSYを運営しているパンゲアは、(独)国際交流基金より2018年度「地球市民賞」を受賞しており、創立22年を迎えました。 パンゲアでは、創立時から、子ども達がデジタル技術を使いながら様々な世界の子ども達と協働し、問題解決できるスキルを身に付けることが最も重要である、という理念を持っています。

KISSYは、多様性を受け入れる社会の形成と、SDGsの4.7「地球市民教育」を、デジタルを駆使して推進する先進的事例として、海外の学術機関や報道機関からも注目を集めています。KISSYではワークショップを通し「解決しないと地球が持続できないといわれる課題」に取り組みます。今回のKISSYでは、揺れる世界情勢の中、人種・言語・宗教・国がまったく違う子ども達が地球市民として何ができるのかを共に考え、話し合い、みんなに伝えられるのかに取り組みます。

KISSYは、これまでに８回実施されており、様々な国から児童が参加してきました。海外からの参加者は2020年以降新型コロナ感染症によりオンラインでの参加になっていましたが、今回から再びケニアやジョージアからの参加者が来日することになりました。子ども達は、言語や文化の違いを乗り越え、共通の目標に向かって協力し、相互理解を深めます。これは、パンゲアが見据える、次世代がグローバルな社会で活躍し、より平和な世界を構築するための重要なステップです。

KISSYを通じて目指すもの

• 言語や文化、ワークスタイルの壁を越えて、同じ課題に各国の参加者が取り組み、互いの考えを発表し共有するなかで、地球市民として世界を俯瞰してみること、また自分たちの考えを人に伝えること。
• AI・デジタルを駆使した探求型のワークショップにより、調査や発見をフィールドワーク等を通して深め、他国と共有すること。
• 言語の壁を越えてコミュニケーションをとりたいという意欲を持つことができること。
• 「外国語で話してみたい！｣という気持ち が湧き上がり、自発的な語学学習へとつながること。
• 平和な社会をどのように実現するかについて、考える場と世界へ発信する機会の提供。
• 次世代へ引き継ぐ持続可能な社会。