
KISSY(Kansai Intercultural Summer School for Youths)は夏休みに京都で実施する国際サマースクールで、様々な国から集まった児童がグループで協働しながら創作活動と発表を行います。
KISSYの目指すもの
KISSY(Kansai Intercultural Summer School for Youths / 子供のための関西異文化サマースクール)は、小学3年生から中学3年生までの子ども達のための寄宿型サマースクールで、デジタルを活用しながら子ども達が地球市民としての視野を育むことを目指しています。
パンゲアでは、2003年の創立時から、子ども達がグローバルサウスを含む様々な世界の子ども達と協働し、問題解決できるスキルを身に付けることが最も重要である、という理念を持っています。
KISSYは、多様性を受け入れる社会の形成と、SDGsの4.7「地球市民教育」を、デジタルを駆使して推進する先進的事例として、世界的な注目を集めています。KISSYではワークショップを通し「解決しないと地球が持続できないといわれる課題」に取り組みます。また、生成AIの急激な発展が今後さらに加速し、社会や教育の今後の在り方にも大きな変化が押し寄せるであろうと予測されています。今回のKISSYから、そのような未来へ向けて子ども達がどう生きるかを自ら考えるAIに関する取り組みも始めます。
KISSYは、これまでに8回実施されており、様々な国から児童が参加してきました。2024年の開催では、Covidや世界情勢等を鑑み、日本国内と海外拠点でそれぞれ、同内容のワークショップを開催し、最終日にはオンラインでその成果を共有し発表しました。子ども達は、言語や文化の違いを乗り越え、共通の目標に向かって協力し、相互理解を深めます。
これは、パンゲアが見据える、次世代がグローバルな社会で活躍し、より平和な世界を構築するための重要なステップです。